About us

主旨

金田台の生態系を守る会は、オオタカの繁殖が確認された2007年に「金田台のオオタカを中心とした生態系を守る会」として発足し、その後改名し(2008年)現在の「金田台の生態系を守る会」になりました。


周辺に文化・史跡、国指定の金田官衙遺跡や良好な自然環境が残存していて、この森を守っていきたい思いから地元を中心に活動しています。


会の活動の目的は、自然環境の調査や保全、自然環境教育、広く市民に金田台の森の良さを知ってもらう活動などを行うこと、活動により得られた知見を地域に還元することなどを目的としています。


 金田台は、TXつくば駅より東に4km(車で7、8分)程に位置します。開発により伐採行為があり、森林面積が減ってしまいましたが、それでもつくば市の中心の平地林面積としては広く、自然環境を特徴付けているのは、環境省レッドデータブック準絶滅危惧種Ⅱ類のオオタカとサシバの存在です。
また、金田城跡から絶えず出ている湧水(測水)や、二次林と水田放棄跡の湿地や、多様な生息環境が存在し、金田台の生物多様性を豊かなものにしています。

 

 市内において猛禽類が数多く生息する場所で、自然生態系の食物連鎖の循環が残る貴重な場所でもあります。


これらのことから、恵まれた自然環境保全のための調査・保全活動を行なうことで、つくば市の自然環境保全、敷いては霞ヶ浦水系の保全にもつながり、未来の子どもたちへ絆いで行く社会的役割を担う活動と考えています。